Monthly Archives: 5月 2016

火村シリーズではないけれど一気読みした「作家小説」

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大好きな有栖川有栖さんの短編集。

有栖川有栖さんの作品は、とても読みやすいのだけど、ところどころドキッとするような表現があったり、心に刺さるような言葉があったり、ものすごく奥の深い小説だと思っています。

私は火村シリーズが好きなので、そればかりを読んでいたのですが、ようやく(?)他の作品にも手を広げてみようかと思い、この作品を読みました。

なんともいえず、不思議な短編集ですね。

推理小説じゃないし、単なる小説でもないし、ちょっとホラーチック。「殺しにくるもの」なんて、最後のページで思いっきりどきっとしましたよ。

どれもそれぞれが雰囲気の違う作品で面白かったのですが、私は「奇骨先生」が好きです。

作家というとちょっと取っ付きにくい人や変わった人、個性的な人が多いように思われますよね。奇骨先生もちょっと怖い感じの人ですが、最後は心温まる締めくくりになっていて、何だか気持ちがほんわかしました。

あー、もっと早く読んでおけば良かったなあと思いました。すごく面白かったから。

有栖川作品は、推理の面白さはもちろんなんですが、私はそれぞれの登場人物のキャラクターがすごく好きなんですね。

主役以外の脇役たちもすごくいい味出している。たまに「こんな人とお友達になりたいなあ」と思ったりもします。それぞれの登場人物が生き生きしているから、ストーリーにどんどん引き込まれていくのかなと思います。

次はこの作品のレビューを書こうと思ってます。
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これなんかは、「え、そんなトリック?」って感じですけど、面白いですよ。
けっこう前に書かれた作品なのですが、全然古くない。
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2016/05/31

火村英生シリーズはドラマ化しないでほしかった・・・

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有栖川有栖さんは若い頃から好きな作家で、『スウェーデン館の謎 (講談社文庫)』や『ブラジル蝶の謎 〈国名シリーズ〉 (講談社文庫)』など、過去の作品をKindleで再読しているのですが、やっぱり、時間をおいて読んでもおもしろいですよ。

昔は助教授だったんだな、なんてちょっと年月が経ったのを感じたりもして。

しかし、このシリーズだけはドラマ化しないで欲しかった・・・

そう思っている読者は、きっと私だけじゃないはず。

彼は彼で違うドラマなら魅力のある俳優さんなんだろうけれど、火村英生とはちょっとイメージが違う・・・

火村英生はセクシー路線とは無縁のはず。
じゃあ誰が良かったのかというとすぐには浮かびませんが、とりあえず、あのドラマ化はやめて欲しかったなと思います。

だから、結局1回も見ていない。

ああいうテレビドラマで原作の面白さをキチンと表現出来ていたものはほとんどないのだから。

猫が好きで、ぶっきらぼうなのになぜか子供の扱いが上手で、そして臨床犯罪学者。
うーん、誰が火村英生になれるんだろう・・・

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2016/05/19