火村シリーズではないけれど一気読みした「作家小説」

大好きな有栖川有栖さんの短編集。

有栖川有栖さんの作品は、とても読みやすいのだけど、ところどころドキッとするような表現があったり、心に刺さるような言葉があったり、ものすごく奥の深い小説だと思っています。

私は火村シリーズが好きなので、そればかりを読んでいたのですが、ようやく(?)他の作品にも手を広げてみようかと思い、この作品を読みました。

なんともいえず、不思議な短編集ですね。

推理小説じゃないし、単なる小説でもないし、ちょっとホラーチック。「殺しにくるもの」なんて、最後のページで思いっきりどきっとしましたよ。

どれもそれぞれが雰囲気の違う作品で面白かったのですが、私は「奇骨先生」が好きです。

作家というとちょっと取っ付きにくい人や変わった人、個性的な人が多いように思われますよね。奇骨先生もちょっと怖い感じの人ですが、最後は心温まる締めくくりになっていて、何だか気持ちがほんわかしました。

あー、もっと早く読んでおけば良かったなあと思いました。すごく面白かったから。

有栖川作品は、推理の面白さはもちろんなんですが、私はそれぞれの登場人物のキャラクターがすごく好きなんですね。

主役以外の脇役たちもすごくいい味出している。たまに「こんな人とお友達になりたいなあ」と思ったりもします。それぞれの登場人物が生き生きしているから、ストーリーにどんどん引き込まれていくのかなと思います。

次はこの作品のレビューを書こうと思ってます。
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これなんかは、「え、そんなトリック?」って感じですけど、面白いですよ。
けっこう前に書かれた作品なのですが、全然古くない。
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2016/05/31

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